スプリングバンク10年 レビュー
スコッチ次郎スコッチ次郎

今日レビューするのはキャンベルタウンモルトの代表格、「スプリングバンク10年」
この銘柄はキャンベルタウンという町で造られている、地域を代表するシングルモルトなんだ。
かつてキャンベルタウンには30を超える蒸留所があったんだけど、時代の流れとともに数は減少。
今では3つの蒸留所を残すのみなんだ。

アイリッシュみきアイリッシュみき

確かにスぺイサイドモルト、ハイランドモルト、アイラモルトと比べると、あまり聞かない地域ですよね。

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そう、だからこそ逆に貴重!
現在キャンベルタウンに残っている3つの蒸留所では、地域に古くから伝わるウィスキーの伝統製法を守り続けている。
他の地域では行われていない特徴的な製法だから、他では飲めない珍しい風味がするんだよ!
中でもスプリングバンク蒸留所はキャンベルタウンの中で最も評価が高い蒸留所であり、
そこのエース銘柄がこの「スプリングバンク10年」なんだ。
ウィスキー愛好家なら、絶対に飲んでおかないといけない銘柄だね!

バーボンかずきバーボンかずき

そこまで言われて、飲まないわけにはいかないですね!!
早く飲みましょう!!

スコッチ次郎スコッチ次郎

まずはいつものように銘柄を知ることから始めよう!

目次

スプリングバンク10年

スプリングバンク10年はスコットランドで製造されるスコッチウィスキーであり、シングルモルトウィスキーに分類されます。
更にシングルモルトウィスキーの中でもスコットランドのキャンベルタウンで製造されていることから、キャンベルタウンモルトと言われています。
風味はピートの香りとフルーツの香りが調和したバランス型
味わいはスパイスとバニラの甘さと辛さがぞれぞれ交じり合い、余韻としては塩辛さが目立ちます。

この複雑なバランスの味わいを実現しているのが「2回半蒸留」という手法です。
現代のウィスキー造りでは、蒸留工程において2回蒸留を行うことが基本です。
しかし元々ウィスキー製法が1800年代にアイルランドからスコットランドに伝わった当時は、実は3回蒸留を行うことがウィスキー造りの基本でした。
時代の変化とともに徐々に蒸留設備も進化し、2回蒸留でも十分に美味しいウィスキーが出来るようになったことで、スコットランドのほとんどの蒸留所が2回蒸留を基本とする作り方に切り替えていったのです。
一方でキャンベルタウンという地域は元々アイルランドからの移民が多かったため、伝統的な3回の蒸留方法を守り続ける蒸留所が多く存在していたんですね。
その名残で、スプリングバンク10年は蒸留を2回半行うという製法で作られているんです。
※ちなみに同じくスプリングバンク蒸留所で作られている「ヘーゼルバーン」という銘柄は、伝統的な3回蒸留です。

基本的に蒸留回数を重ねれば重ねるほど液体の雑味が落ちて純粋なアルコール成分のみが抽出されていきますので、とても軽くてライトな味わいになります。
スプリングバンク10年は一般的なスコッチウィスキーよりも蒸留回数が多いからこそ雑味が少なくすっきりした軽い口当たり、そこに原材料のピートの香りがついて塩辛さも感じるような、複雑なバランスを持った銘柄なのです。

スコッチ次郎スコッチ次郎

ちなみに「2回半蒸留」と「3回蒸留」の差は、蒸留したウィスキー原液同士を混ぜ合わせた時の液体比率差だよ。

1回目の蒸留原液 = A
2回目の蒸留原液 = B
3回目の蒸留原液 = C

Bを100%使って原液をブレンディング = 2回蒸留ウィスキー
Bを20%、Cを80%使ってブレンディング = 2回半蒸留ウィスキー
Cを90%以上使ってブレンディング = 3回蒸留ウィスキー

バーボンかずきバーボンかずき

そうなるとスプリングバンク10年は、、、3回蒸留の原液が80%以上入っていることになるので、ほぼ3回蒸留銘柄と言っても過言ではないのでは!?

スコッチ次郎スコッチ次郎

そうだね。
実際のところ3回蒸留と2回半蒸留の個体差よりも、2回蒸留と2回半蒸留の間で感じる個体差のほうが強烈かもね。
従ってスプリングバンク10年を飲むだけでも、他の一般的なスコッチと比較してすっきりした味わいの差が十分感じられるだろう。
だけどやはり3回蒸留ウィスキーであるスプリングバンク蒸留所の「ヘーゼルバーン」やアイリッシュウィスキーは、もっともっと軽快な味わいだと感じるかもしれない。
いつかそれら銘柄もレビューするからね!

アイリッシュみきアイリッシュみき

(ちょっと複雑な話でついていけない。。。笑)

スプリングバンク10年 概要

スプリングバンク10年

  • 銘柄名:スプリングバンク10年
  • 公式キャッチコピー:豊かな仕上がりと完全なバランス / モルトの香水
  • アルコール度数:45度
  • 種類:シングルモルト
  • 生産地:キャンベルタウン
  • 蒸留所:スプリングバンク蒸留所
  • 蒸留所設立年:1828年
  • 価格帯:7,000円~8,000円程度 / ボトル

スプリングバンク10年 公式テイスティングノート

  • 風味:ピート、バニラ、モルトの香りがするオーチャードフルーツ(梨)
  • :モルト、オーク、スパイス、ナツメグ、シナモン、バニラエッセンス
  • フィニッシュ:甘さと程よい塩辛さ

スプリングバンク蒸留所

スプリングバンク蒸留所

スコッチ次郎スコッチ次郎

スプリングバンク10年は、スプリングバンク蒸留所で製造されている。
このスプリングバンク蒸留所はスコットランドの小さい港町であるキャンベルタウンの中にあり、1828年に開設された伝統的な蒸留所だ。

アイリッシュみきアイリッシュみき

確か今でこそキャンベルタウンは小さい港町だけど、昔は多くのウィスキー蒸留所で栄えた町だったんですよね!?

スコッチ次郎スコッチ次郎

その通り!
1800年代においては現在の首都であるエディンバラよりも、富裕層が多い町だったんだ。
気候も温暖で過ごしやすく、一流のウィスキー蒸留所が集う街。
当時の人々にとって人気の町だったことは間違いないね!

バーボンかずきバーボンかずき

だけど何をキッカケに、ウィスキー蒸留所が少なくなっていったんでしょう?

スコッチ次郎スコッチ次郎

その答えは、世界景気にある。
昔のウィスキーというのは今よりも贅沢品という扱いだから、景気が悪くなると需要が落ち込むんだ。
後に第二次世界大戦のきかっけとなる世界恐慌や、当時アメリカで制定されていた禁酒法がキッカケで世界的なウィスキー需要が低迷。
ウィスキー需要で栄えていた町としては大打撃を受け、どんどん蒸留所が閉鎖に追い込まれたんだ。

アイリッシュみきアイリッシュみき

スプリングバンク蒸留所は、その時代を生き抜いた貴重な蒸留所なんですね!
すごく興味がわいてきました!!

スコッチ次郎スコッチ次郎

それは良かった!
スプリングバンク10年で世界を魅了し続けたスプリングバンク蒸留所について、更に理解を深めよう。

スプリングバンク蒸留所 歴史

スプリングバンク蒸留所は1828年に、キャンベルタウンに設立されました。
スコットランドのリード一家によって設立されましたが、1828年というのはあくまでスコットランド政府が正式に蒸留所として承認した年。
実際はその前から密造酒として、ウィスキー造りを行っていたといわれています。

アイリッシュみきアイリッシュみき

ちなみにスコッチウィスキーの歴史が実は密造酒から始まったという話は、こっちの記事でも解説してます!
スコッチウィスキーとは?種類・おすすめ銘柄など【保存版】

正式なスプリングバンク蒸留所設立から10年間はリード家が経営していたものの、1837年にリード家が財政難に。
結果的に蒸留所は売却され、ジョン&ウィリアム・ミッチェル(John & William Mitchel)兄弟によって経営が引き継がれます。
その後、禁酒法や世界恐慌により1926年に蒸留所は一時的に閉鎖されますが、1933年に再開。
この時、キャンベルタウンに存在していた30近くのウィスキー蒸留所のうち90%以上が再開することなく永久閉鎖されました。
以降45年間にわたって安定した経営が続くスプリングバンク蒸留所ですが、1979年に2度目の閉鎖に追い込まれます。
原因はハッキリとしていませんが、一説には世界的にシングルモルトウィスキーよりもブレンデットウィスキーの需要が高まったためと言われています。
ブレンデットウィスキーのようなパワーのある銘柄と違い、3回蒸留を行うことで生まれるライトな口当たりが特徴のスプリングバンクは市場から敬遠され、売れ行きが落ちたのでしょう。

そんなスプリングバンク蒸留所を救ったのは1985年に限定的にリリースした「ロングロウ(Longrow)」
このロングロウは伝統あるキャンベルタウンモルトであるスプリングバンクの限定生産品というプレミアもつき、瞬く間に完売しました。
これがきっかけとなりキャンベルタウンモルトのすっきりした味わいが再評価され、1989年には全面的にウィスキー生産を再開しています。

スコッチ次郎スコッチ次郎

実際にはロングロウはスモーキーさが目立つ銘柄なので当時の需要とマッチしたという結果なんだろうけど 笑
なんにせよこの銘柄がスプリングバンク蒸留所を復活させた、そしてすっきりした味わいのシングルモルトも再び注目され始めたというのは事実だね。

そこから今日に至るまで、スプリングバンク蒸留所は

  • スプリングバンク
  • ロングロウ
  • ヘーゼルバーン

などのヒットシリーズを軸に、伝統的なウィスキー産地であるキャンベルタウンの生き残りとして世界的に高い評価を受けているのです。

スプリングバンク蒸留所 場所

スプリングバンク蒸留所はスコットランドの南、海を挟んでアイルランド近くの半島に位置するキャンベルタウンという町に存在します。

スプリングバンク蒸留所 位置

キャンベルタウンは他のスコットランドウィスキー生産地と比べてもかなり南に位置する関係で、比較的気温が温暖です。
港町なので海に近い位置にはありますが、アイラ島やスカイ島の海とは対照的に穏やかな海沿いの町です。
スコットランド首都のエディンバラからは大都市のグラスゴー北を経由し、車で約4時時間
かつては富裕層が多く住んでいた名残もあり、街の雰囲気はどこか都会的で、ゆとりが感じられます。
カリフォルニアをイメージさせるような町の雰囲気ですね。

キャンベルタウンの町中を南北に縦断するメイン通りを左に曲がると、すぐにスプリングバンク蒸留所を発見。
あまりに街の雰囲気に溶け込んでいるので、他の建物と見分けがつかないほどです。
他のスコッチウィスキー蒸留所が田舎町や島の外れに多く存在することを考えると、町中に堂々と存在するウィスキー蒸留所は珍しいと言えますね。

スコッチ次郎スコッチ次郎

ウィスキーは環境に大きく左右されるお酒なんだ。
人が住んでいる町中にある蒸留所だからこそ、スプリングバンク蒸留所で造られるウィスキーは良い意味で自然の荒々しさや癖がない銘柄になるんだ。

【スプリングバンク蒸留所 概要】
住所:Springbank Distillery, Longrow, Campbeltown, PA28 6ET, Scotland
アクセス:首都エディンバラから車で4時間
定休日:無休
電話番号:+44 1586 551710
蒸留所見学:可能 ※事前予約必要
見学料金:£10pp~

スプリングバンク10年 製法・作り方

スプリングバンク10年はスコッチのシングルモルトウィスキーですので、以下の工程で造られます。

ウィスキー製造方法

●大麦麦芽(モルト)の乾燥
ウィスキーの原料である大麦麦芽(モルト)を乾燥させます。

●糖化
乾燥させた大麦麦芽を細かく粉砕し、そこに温水を加えてお粥状態にします。
こうすることで原材料の中の酵素が活発化し、原材料に含まれているでんぷんを糖分に変えます。
更にこの状態のものをろ過し、水分だけを抽出します。

●発酵
糖化工程で抽出した水分に酵母菌を加え、糖分をアルコールに変化させます。

●蒸留
発酵させて創り出したアルコールを一度蒸発させ、冷やすことで再び液体化させます。
スプリングバンク10年の場合、ここの蒸留工程が非常に特徴的です。
他のスコッチウィスキーシングルモルトの多くはポットスチルを使って2回蒸留するのが基本ですが、スプリングバンク10年では「2回半蒸留」が行われます。
※2回半蒸留の説明は本記事内の前半で実施済み

●熟成
蒸留してできたアルコールを、樽の中で10年間寝かせます。

●ブレンド
樽から原酒を取り出し、複数の原酒同士をブレンドさせて味が一定になるように調整します。

●ボトル詰め
複数の原酒をブレンドして「スプリングバンク10年」としてボトル詰めします。

●出荷
「スプリングバンク10年」のラベルを貼り付け、箱に詰めて出荷します。

バーボンかずきバーボンかずき

スプリングバンク10年の製法の特徴は、なんといっても「2回半蒸留」だね。
この蒸留工程があるからこそ、ウィスキーの味わいが雑味なく味わえる、すっごく素直な味に仕上がるんだ!

スプリングバンク10年 熟成樽

スプリングバンク10年の熟成には、2種類の樽が使用されます。
1つはバーボンの熟成に使用されたバーボン樽(アメリカン・オーク樽)

バーボン樽

もう1つはシェリー(ワインの一種)の熟成に使用したシェリー樽(ヨーロピアンオーク樽)です。

シェリー樽

これら2つの樽の中で10年間熟成し、ブレンドすることでスプリングバンク10年が完成します。
アメリカンウィスキーであるバーボンの製造にはピート(泥炭)は使用されませんので、同じくピートをあまり使用せずに原酒が造られるスプリングバンク10年にとっても、バーボン樽での熟成は理想的と言えます。
そこにシェリー樽で熟成された酸味を持った原酒がブレンドされることで、癖が少なく飲みやすい銘柄となるんですね。

スプリングバンク10年 ラベル

【スプリングバンク10年 ラベル翻訳】
スプリングバンク10年 ラベル表     スプリングバンク10年 ラベル裏

SPRINGBANK
スプリングバンク(銘柄名)

AGED 10 YEARS
10年熟成

CAMPBELTOWN SINGLE MALT SCOTCH WHISKY
キャンベルタウン産のシングルモルトスコッチウィスキー(分類)

Springbank is unique among Scotland’s distilleries.
Every part of the process from malting to bottling is carried out at the distillery.
Unlike other whiskies Springbank Single Malt Whisky is free of artificial colouring, also it is not chill filtered.
This will cause a slight natural haze the form when it is cold but this will disappear when the temperature returns to normal.
スプリングバンクはスコットランドの蒸留所の中でもユニークな存在です。
製麦から瓶詰めまで、全ての製造プロセスが蒸留所内で行われています。
他のウイスキーとは異なりスプリングバンクのシングルモルトウイスキーは人工着色料が含まれておらず、また低温濾過されていません。
これ(低温濾過)を行うと温度が正常の時には違和感ないものの、冷やした時に自然と液体に曇りが生じてしまうんです。

スプリングバンク10年 外箱

スコッチ次郎スコッチ次郎

スプリングバンク10年の外箱は、味わいと同じようなイメージを訴求するオレンジ主体だ。
他の銘柄のようにウィスキーの説明文やアピールはなく、最低限の文字が記載されたシンプルな外箱だ。
論より証拠じゃないけど、語るより飲んでみろ!ということなのかな。

スプリングバンク10年 外箱

スプリングバンク10年 ボトル

スプリングバンク10年のボトルは、着色料が使われていないウィスキー自体の色がそのまま見えるような透明ボトルです。
形も大きさも特にこれと言った特徴はなく、外箱と同じようにシンプルですね。

スプリングバンク10年 ボトル

スプリングバンク10年 価格

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タリスカー10年の価格は1本あたり7,000円から8,000円程度。
他のウィスキーと比べるとけっこう高い部類ですが、キャンベルタウンモルトの希少性と味わいが再評価され、近年値上がりしてしまっているためですね。
それでも味は間違いなく一流品!
2回半蒸留を行っているスコッチウィスキー銘柄は他に数えるほどしかないですから、ウィスキーが好きであれば飲んでおくべきです。

スプリングバンク10年 レビュー

スコッチ次郎スコッチ次郎

よし!
いよいよスプリングバンク10年を実際に飲んでレビューしていこう!

バーボンかずきバーボンかずき

貴重なキャンベルタウンモルト、楽しみです!!


アイリッシュみきアイリッシュみき

別名「モルトの香水」というウィスキー、どんな香りがするんだろう!
楽しみです!

スプリングバンク10年 ストレートでレビュー

まずはストレートで、スプリングバンク10年を飲んでみます!

スプリングバンク10年 ストレート

色味は薄い黄金色ですね。
粘り気のある甘い液体というより、あっさりすっきりした甘い味わいを連想させます。
香りはすごく強く、さすがモルトの香水と言われるだけありますね!
林檎や梨のような、柑橘系のサッパリした甘い香りがします。
匂いのピークがすぐにやってきて、すぐに去っていくような、本当にあっさりした香り、という表現がしっくりきます。

飲んでみると、間を置かず直ぐに甘い味わいが口いっぱいに広がりました!!
更にピリピリとした酸味と、ほんの少しピート由来のスモーキーさも感じます。
しばらく舌で転がすと、長く酸味が続いた後にまた甘みが戻ってきますね。

何口目でも、とにかくフレッシュな甘さが感じられ、後味も甘みの余韻が長く続きます!
サッパリした甘さが直接的に感じられるストレート、美味しいです!

評価:★★★★

アイリッシュみきアイリッシュみき

超フレッシュでサッパリした甘み~♪
ウィスキー飲んでいることを忘れて、デザートを食べているみたいです!

スプリングバンク10年 トワイスアップでレビュー

続いてウィスキーと同量の水を加水して、トワイスアップで飲んでみます!

スプリングバンク10年 トワイスアップ

加水したことで、香りは感じやすくなった気がしますね!
匂いの強さが増したっていうよりは、むしろ香りが抑えられたことで感知しやすくなった感覚です。

ただし味はわかりやすく薄まり、その分何かが!
って感じでも無いですね。
なんというか、オレンジジュースをわざわざ必要ないのに水で薄めたような、いまいちな印象です。
ウィスキーの中に水を分かりやすく感じてしまうくらいなので、この飲み方は個人的にマッチしていないですね。
せっかくの特徴が消えちゃいました。

評価:

スプリングバンク10年 ロックでレビュー

次はロックで飲んでみます!

スプリングバンク10年 ロック

ロックで飲むと、スプリングバンク特有の甘みと旨味はちゃんと感じられますね!
ストレートの時に感じた強烈なピリピリしたアルコール感と酸味が抜けて、その分甘みが前面に出てきた感じです。
甘みが舌の上で持続する時間も長くなり、更に飲み込んだ後にはさっぱりした酸味と仄かなスモーキーさが感じられます。

結論、美味いなー!!!
氷と相性抜群です!
一気にバランスが取れました!

評価:★★★★★

バーボンかずきバーボンかずき

いやー美味しいです!
甘さとスモーキーさが両立する銘柄って、あるんですね!

スプリングバンク10年 ハイボールでレビュー

最後に、ハイボールにしてスプリングバンク10年を楽しんでみます。

スプリングバンク10年 ハイボール

飲んだ感じ、やはりスッキリしているなーという感想ですね!
甘みはあまり感じられなくなりましたが、その分癖がなく素直なハイボールって感じです。
良く言えば癖がなく飲みやすいハイボール、悪く言えば特徴がないって感じなので、悪くはないですが高得点は付けられないですねー。
可もなく不可もなく、です。

評価:★★★

スプリングバンク10年 評価

スコッチ次郎スコッチ次郎

甘さとスモーキーさが両立している銘柄であるスプリングバンク10年
その評価はどうだったのか!?
正直な評価をつけるよ!

スプリングバンク10年 個性評価

ストレートやロックにした時に、間違いなく個性を感じる銘柄ですね!
甘さ主体の中に、仄かに感じるスモーキーさ。
スコッチのシングルモルトには甘くてフルーティー、もしくは辛くてスモーキーという組み合わせが多いんですが、
このスプリングバンク10年は甘くてスモーキーです!
ピートをわずかに使って大麦麦芽を乾燥させ、2回半蒸留という他の銘柄にはあまりない作り方をしているからでしょうか。
かなり個性的な銘柄です!

スプリングバンク10年 コスパ評価

間違いなく美味しいのですが、その人気ゆえに他のシングルモルトと比べても1段階値段が高いので、コスパとしてはまあまあといったところでしょうか。
ま、この美味しさで4000円台とかで買えちゃうと売り切れ続出でしょうから 笑
仕方がない部分だと思います!
ただ個人的には7000円以上出しても、間違いなく買いの銘柄だと思いますよ!!

スプリングバンク10年 総合評価

スプリングバンク10年。
甘さとスモーキーさがうまく調和した、個性的でかつ総合パフォーマンスが高い!
大変美味しい銘柄でした!
さすがは伝統的なキャンベルタウンモルト!
といった感じです!
迷うことなく、飲んでみることをおすすめします!!

スプリングバンク10年

【総合評価】
味わい:★★★★
個性: ★★★★
コスパ:★★
総合: ★★★

スプリングバンク10年 おすすめの飲み方

スプリングバンク10年の一番おいしい、おすすめの飲み方はロックですね!

スプリングバンク10年 ロック

ハイボールやトワイスアップにするとせっかくの甘さとスモーキーさという特徴が感じられなくなってしまうので、ストレートかロックかで迷いました。
ただわずかにロックのほうが、冷たさが加わった分、銘柄の特徴である甘さがより引き立っていましたね。
それでいて後味には仄かなスモーキーさが感じられます。
ストレートとロック、どちらで飲んでも本当に美味しいのですが、わずかに甘さが際立つ分、ロックに軍配を上げておきます!

アイリッシュみきアイリッシュみき

スプリングバンク10年、すごく美味しい銘柄でした!
また1つ、好きなスコッチウィスキーが増えましたよ!

スコッチ次郎スコッチ次郎

それはよかった!
スプリングバンク10年は女性でも男性でも、ウィスキーが好きなら誰でも美味しく飲める銘柄!
是非、もっと多くの人に飲んでほしい銘柄だよね!

「スプリングバンク」シリーズの種類

スプリングバンク蒸留所では、スプリングバンク10年以外にも様々な銘柄のウィスキーを造っています。
代表的なものを紹介しますので、スプリングバンク10年が気に入った人は是非試してみてください!!

スプリングバンク12年 カスクストレングス

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スプリングバンク12年は、最低12年以上樽の中で熟成したウィスキー原酒をそのまま瓶詰した銘柄です。
「カスク」というのは樽、「ストレングス」というのはアルコール度数のことを意味します。
スプリングバンク10年などの通常銘柄は樽内の原酒同士をバッティングしてアルコール度数を一定に調整するのですが、本来ウィスキーは樽ごとにアルコール度数が異なります。
従ってスプリングバンク12年 カスクストレングスは、バッティングする前のウィスキー原酒がそのまま味わえる銘柄です。
実際に飲んでみると、樽の個性を強く感じられますよ!
最初にこの銘柄がリリー^スされたのは2017年1月ですが、その時のアルコール度数は54.2%。
通常のスプリングバンク10年よりも8%ほどアルコールが高いので、非常に濃厚なウィスキーとしてウィスキー好きの間で話題になりました。

スプリングバンク15年

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スプリングバンク15年は、最低でも15年熟成したウィスキー原酒をバッティングした銘柄です。
スプリングバンク10年よりも熟成年数が長い原酒が使われますので、フレッシュな甘さよりも濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。
ディナーの後の食後酒として飲んでほしい銘柄ですね!

スプリングバンク18年

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18年以上熟成した原酒をバッティングして作れられるスプリングバンク18年。
“熟成”というものの威力をストレートに感じることができる銘柄です。
味わいはズッシリ重く、舌を支配するような強烈な甘み。
後味も中々しつこく、水を飲んでも甘みが消えません。
スプリングバンク18年はそれくらい濃厚で、エレガントな銘柄です。
ただし、18年物になってくると結構値が張るので気軽には買えませんが 笑

スプリングバンク21年

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予め言っておくと、高級品です。
市場価格も1本5万円を超えるのでよほどのことがない限りは気軽に飲めませんよね。
それでも機会があればバーなどで、マスターに頼んで飲ませてもらってください。
私も何度か進発して飲んだことがありますが、まさにキングオブウィスキーではないかと!
これほど濃厚で、しかも様々な味が複雑かつ同時に感じられる銘柄を他に知りません。
リンゴ、洋ナシ、チョコレート、塩、バター、カカオ、バニラなど、いろんな味わい全部がいっぺんに口に広がる感じです。
是非1度は、お試しあれ!

ロングロウ ピーテット

ロングロウは、スプリングバンク蒸留所が製造する別ブランド銘柄です。
スプリングバンクがフルーティであっさりした銘柄に対し、ロングロウ ピーテットはスモーキーでピートが感じられる後味が特徴ですね。
スプリングバンクとは異なりフェノール値の高い麦芽のみを厳選使用し、蒸留回数も2回です。
※麦芽のフェノール値が高いとスモーキーな銘柄になる

ロングロウ11年 レッド

ロングロウ レッドは、スモーキーなロングロウのウィスキー原酒を赤ワイン樽で熟成した銘柄です。
原酒本来のスモーキーさに、赤ワイン独特の酸味と渋みが加わった面白い味わいとなります!
製造される年によって異なる赤ワイン樽が熟成に使われますが、比較的カベルネソーヴィニヨン樽が使われることが多いです。
カベルネソーヴィニヨンのフルボディな味わいとスモーキーなウィスキーが融合していると考えたら、酒好きにはたまらないはずです!笑

 

ロングロウ18年

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ロングロウ18年は最低18年以上熟成した原酒のみでバッティングしていますので、スモーキーさの裏に濃厚な甘さが感じられる銘柄です。
スモーキーさと甘さを両方感じられる銘柄はバランスが非常に大事なので作るのが難しいと言われますが、ロングロウ18年は完璧なバランスを持った銘柄だと思います。
流石は長い歴史と強いブランドを持つスプリングバンク蒸留所、といった感じでしょうか!

ヘーゼルバーン10年

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ヘーゼルバーンもロングロウと同じくスプリングバンク蒸留所が造る別ブランド銘柄です。
ロングロウがフェノール値の高い麦芽を使用してピート感が強いのに対し、逆にヘーゼルバーンは一切ピートを使用していない麦芽で造られます。
更に蒸留回数も3回ですので、スッキリさが特徴。
ロングロウとは全く逆のコンセプト銘柄ですね。
そしてその中間がスプリングバンクといった感じです!
スプリングバンクでも十分にフレッシュさやスッキリさを感じられますが、更に甘くてフレッシュ、スッキリ!
という方にはおすすめです!!

ヘーゼルバーン13年 シェリーウッド

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ヘーゼルバーン13年シェリーウッドは、スプリングバンク蒸留所がリリースする銘柄の中で最もスッキリ、あっさりした味わいが特徴の銘柄です。
ピートを一切使用しない麦芽で造られた原酒をシェリー樽で熟成していますので、スモーキーさ、重さなどとは無縁のアルコールなんですね。
ストレートでぐいぐい飲んでも一切重さが無く本当に飲みやすいので、気が付いたら無くなっている銘柄です 笑
同じスコッチのシングルモルトの中でもここまで飲みやすくあっさりした銘柄は、中々無いと思います。

スプリングバンク10年 類似銘柄

スモーキーさと甘さが両立しているスプリングバンク10年!
ズバリ、類似銘柄はこれです!!!

ハイランドパーク12年

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スプリングバンク10年と同じく、ハイランドパーク12年もスモーキーさと甘さのバランスがうまく取れている銘柄です!
やはりロックにして飲んでみると、最高に満足度高いですよ!

「スプリングバンク10年レビュー」のまとめ

スプリングバンク10年のレビュー、いかがでしたか!?
この記事をまとめると以下です!

【スプリングバンク10年まとめ】

  • スプリングバンク10年は、シングルモルトスコッチウィスキー
  • スプリングバンク10年を製造しているのはスプリングバンク蒸留所であり、キャンベルタウンにある
  • スプリングバンク10年は別名“モルトの香水”であり、スモーキーさと甘さのバランスが絶妙
  • スプリングバンク10年は“ロック”での飲み方が特におすすめ

スコッチウィスキーに興味があれば絶対に飲んでおくべき銘柄です!
是非、飲んでみてください!

バーボンかずきバーボンかずき

スプリングバンク10年、本当にバランスが良い、しかも特徴がある銘柄でした!


アイリッシュみきアイリッシュみき

癖があるようで癖がない、甘いようでスモーキー!
こんな銘柄があるなんで驚きでした!


スコッチ次郎スコッチ次郎

2回半蒸留という特殊な製法だからこそ可能になる味わいだね!
ウィスキー愛好家として、一家に1本のスプリングバンク10年をおすすめするよ 笑