タリスカー10年 レビュー
スコッチ次郎スコッチ次郎

今日は私が個人的に大好きなアイランズモルトの代表格「タリスカー10年」をレビューするよ!
この銘柄はピートの香りが強く感じられて非常にスモーキーな銘柄。
その分癖も強いんだけど、飲み方次第では感動するほどの美味しさになる面白い銘柄だ。

バーボンかずきバーボンかずき

ウィスキーのラインナップが豊富なバー行くと、必ず置いてある銘柄ですよね!
コアなファンが多いと聞きました。

アイリッシュみきアイリッシュみき

あんまり癖が強い銘柄だと、私は飲み切れる自信がないなあ。。。

スコッチ次郎スコッチ次郎

この銘柄は、ウィスキーにドハマりする人であれば必ず出会う銘柄と言われているんだ。
スコッチウィスキーファンと名乗る人は、この銘柄が好きな人も多いよ!
確かに癖は強い銘柄だけど、その癖を活かした美味しい飲み方もあるから大丈夫。
早速紹介していこう!

タリスカー10年

タリスカー10年はスコットランドで製造されるスコッチウィスキーであり、シングルモルトウィスキーに分類されます。
「タリスカー」シリーズには多くの種類がありますが、すべての銘柄に共通しているのは強いスモーキーさが感じられる、癖のある味と風味であること。
初心者向けというよりはウィスキーの中級者、上級者向けにオススメの銘柄ですが、逆に他の銘柄にはない味わいと風味だからこそ、スコッチファンの中にはタリスカーをこよなく愛する人も多いんです。
強いスモーキーさをまとった独特の味わいが完成する理由は、タリスカー蒸留所がある土地柄ゆえ。
海に面した場所で多くのピートを使って原料を乾燥させて蒸留、熟成の際も10年間にわたって強い海風にされされることで、タリスカー10年は完成します。
過酷な土地柄と環境が生んだ、力強い銘柄、それがタリスカー10年なのです。

タリスカー10年 フレーバーマップ

タリスカー10年 概要

タリスカー10年

  • 銘柄名:タリスカー 10年
  • 公式キャッチコピー:MADE BY THE SEA (海から造られたウィスキー)
  • アルコール度数:45.8度
  • 種類:シングルモルト
  • 生産地:アイランズ(スカイ島)
  • 蒸留所:タリスカー蒸留所
  • 蒸留所設立年:1830年
  • 価格帯:3,000円~4,000円程度 / ボトル
  • 受賞歴:「ISC 2017年 金賞」「IWSC 2014年 銀賞」
  • その他:世界的著名人であるR,Lスティーブンソンが「酒の王様」と評価

タリスカー10年 公式テイスティングノート

  • 香り:ほのかな海水の塩、生ガキそして柑橘系の甘みを感じさせる、力強いピートのスモーキーな香り。
  • 味わい:煙るようなスモーキーさと力強いモルトの香味を伴う、豊かなドライフルーツの甘み。温かく、情熱的。のどの奥にペッパーの香りを感じる。
  • フィニッシュ:食欲をそそる甘みを伴った、広大な、長く温かいペッパーを伴うフィニッシュ。
  • 色合い:輝くようなゴールド
  • アルコール度数:45.8

タリスカー10年 専門家のコメント

かなり濃厚かつスモーキーで、燻製の魚、甘い果実、泥炭の風味が感じられる。
味わいは泥炭を基本としつつ、複雑だ。
生姜、ダークチョコレート、黒コショウ、そして唐辛子の辛みが長く、まるで煙が尾を引くように続く。」
Gavin D Smith

「フレッシュで活気に満ちている。
海藻、レモン、煙、湿った泥炭の含みがあり、それらが食欲をそそる。
後味は強烈、力強いペッパーと塩辛さ。
このウイスキーはダイナミックで大胆なウイスキーだ。」
ジョンハンセル

「とてもエキサイティング、(タリスカー10年があれば)満足のいく食事を何回も味わうことができるだろう。
風味は重くてエッジの効いた岩のよう。
しかし怪我をするエッジではなく、どこか安全なエッジだ。
コショウと泥炭の味わいが、このウィスキーをより豊かにしている。」
Sukhinder Singh

タリスカー蒸留所

タリスカー蒸留所

スコッチ次郎スコッチ次郎

タリスカー10年は、タリスカー蒸留所で製造されている。
このタリスカー蒸留所はスコットランドのアイランズ分類されるスカイ島にあるんだけど、このスカイ島は1年中海風が強烈に吹き荒れる荒々しい気候の島なんだ。

バーボンかずきバーボンかずき

そんなに荒れた気候の島で、ウィスキー造りをしようと考えた人がいたってことですよね!
何かメリットがあったんですかね。

スコッチ次郎スコッチ次郎

最大のメリットは、ピート(泥炭)が豊富に採れる島だったことだね。
昔の時代はウィスキー造りの設備が今ほど整っていないから、原料である大麦(モルト)を乾燥させる可燃効率が非常に弱い。
そこで設備ではなくピートの量をたくさん使って火の温度を上げていたから、大量のピートが採掘できるスカイ島はウィスキーの生産者にとって魅力だったんだろうね。

バーボンかずきバーボンかずき

更に熟成の際に海風が加わって、ピートと海が混ざったような独特の風味と味を持つ銘柄になったってわけですね。
現代でもその創り方を継承していると!

アイリッシュみきアイリッシュみき

スモーキーさが強い銘柄と考えると少し敬遠してたけど、その理由を知るとなんだか少しづつ興味がわいてきました!

スコッチ次郎スコッチ次郎

それは良かった!
じゃあもっとタリスカー10年のことを深く知るために、更にタリスカー蒸留所について理解を深めようか。

タリスカー蒸留所 歴史

タリスカー蒸留所の設立は1830年。
スコットランドのヒュー・マカスキルとケニス・マカスキルの兄弟により設立されました。
マカスキル兄弟は元々農業を生業としており、スカイ島の近隣島であるエッグ島から渡り移ってきました。
実は当初、マカスキル兄弟はウィスキー蒸留所を設立する目的でスカイ島に移り住んだのではありません。
エッグ島よりもスカイ島のほうが農業用の土地が広く安く借用できるという、農業をより効率的に行いたいという理由からスカイ島に渡ってきたと言われています。
一方で当時は、農家が自家製の蒸留設備を所有し、政府に無許可でウィスキー製造を行うことが流行った時代でもあったため、マカスキル兄弟も農業のついでに隠れてウィスキー造りを行うようになります。

アイリッシュみきアイリッシュみき

もともと農業をやるためにスカイ島で土地を借り、その後、密造酒を作り始めたんですね。
それって当時は普通のことなんでしょうか?

スコッチ次郎スコッチ次郎

当時はスコットランドでウィスキーブームが起きており、それが大きな税収になると目を付けた本国の大英帝国は、ウィスキーに対して高い酒税を課したんだ。
一方で民衆は安いウィスキーを求めるし、逆を言えば安いウィスキーさえ市場に出せれば大儲けができる。
だから政府に隠れて密造し、闇市で販売するという方法が流行ったんだね。

その後、時代は進みスコットランド全域で無許可の蒸留所がどんどん政府公認の蒸留所になっていきました。
タリスカー蒸留所も政府公認の蒸留所となり、現在はディアジオ社が所有、運営しています。
農家を営んでいた兄弟が兼業で造ったウィスキー蒸留所が、まさか後々スカイ島のみならずスコットランドを代表するシングルモルトウィスキーになるとは、当時は誰も予想できなかったかもしれませんね。

タリスカー蒸留所 場所

タリスカー蒸留所はスコットランドのスカイ島カーボストという村に存在します。

カーポストはハーポート湖という湖(海)の畔に位置する村であり、1年中潮風が強く吹く地域です。


※何故かハーポート”湖”という名前がついていますが、地形的には海です。

スコットランド首都のエディンバラから車で5時時間半と、かなり辺鄙なところに存在するこの村。
ハッキリ言ってタリスカー蒸留所以外は何もない!と言いたくなるくらいの田舎町です。

アイリッシュみきアイリッシュみき

現地の人に怒られますよ!!

しかしあまりにタリスカー蒸留所が世界的に有名なので、夏になるとタリスカー蒸留所の見学目的で多くの観光客で賑わう村でもあります。

カーボストを縦断する大通りであるB8009をひたすら北に向かうと、向かって左手にタリスカー蒸留所が現れます。
蒸留所のすぐ目の前は、ハーポート湖です。

タリスカー蒸留所があるカーボストの年間平均気温は11度と冷涼。
1月、2月が最も寒く平均気温は5度に下がります。
何より土地柄、通年で海風が強く吹き荒れる地域であり、その過酷な環境がウィスキーの味と風味にもそのまま反映されています。

スコッチ次郎スコッチ次郎

タリスカー蒸留所では年間を通じて3つの見学ツアーを開催しているよ。
夏の時期は世界中からウィスキーファン、いや、タリスカーファンが集ってくる!
せっかくなら、そんなにぎやかな時期に行ってみたいね!

【タリスカー蒸留所 概要】
住所:Talisker Distillery, Carbost, Isle of Skye, IV47 8SR, Scotland
アクセス:首都エディンバラから車で5時間半
定休日:無休
電話番号:+44 1478 614308
蒸留所見学:可能 ※事前予約必要
見学料金:£10pp~£35pp

タリスカー10年 製法・作り方

タリスカー10年はスコッチのシングルモルトウィスキーですので、以下の工程で造られます。

ウィスキー製造方法

●大麦麦芽(モルト)の乾燥
ウィスキーの原料である大麦麦芽(モルト)をピート(泥炭)を使って乾燥させます。
タリスカー10年の場合、タリスカー蒸留所があるスカイ島がとても冷涼で風が強い地域なので、他のウィスキー銘柄よりも多くピート(泥炭)を使用します。

●糖化
乾燥させた大麦麦芽を細かく粉砕し、そこに温水を加えてお粥状態にします。
こうすることで原材料の中の酵素が活発化し、原材料に含まれているでんぷんを糖分に変えます。
更にこの状態のものをろ過し、水分だけを抽出します。

●発酵
糖化工程で抽出した水分に酵母菌を加え、糖分をアルコールに変化させます。

●蒸留
発酵させて創り出したアルコールを一度蒸発させ、冷やすことで再び液体化させます。
タリスカー10年の場合はシングルモルトですので、ポットスチルを使った単式蒸留という方法を取ります。

●熟成
蒸留してできたアルコールを、樽の中で10年間寝かせます。
画像

●ブレンド
樽から原酒を取り出し、複数の原酒同士をブレンドさせて味が一定になるように調整します。

●ボトル詰め
複数の原酒をブレンドして「タリスカー10年」としてボトル詰めします。

●出荷
「タリスカー10年」のラベルを貼り付け、箱に詰めて出荷します。

バーボンかずきバーボンかずき

タリスカー10年の特徴と言われる強いスモーキーな風味は、やはりピートを多く炊いているからこそなんですね!

タリスカー10年 熟成樽

タリスカー10年の熟成には、主に2種類の樽が使用されます。
1つはアメリカンウィスキーであるバーボンの熟成に使用されたアメリカン・オーク樽

オーク樽

もう1つはシェリー(ワインの一種)の熟成に使用したヨーロピアンオーク樽です。

シェリー樽

アメリカンオーク樽はバーボン熟成の際に樽の内側を焦がしてから使いますので、この樽の中で熟成することでタリスカー原酒に甘みと苦みが付着します。
一方でヨーロピアンオーク樽はシェリーが長期間熟成されていたこともあり、果実酒独特の酸味が樽に染みこんでいます。
甘みと苦みを持った樽の中で10年間熟成された原酒と、酸味が付着した樽で10年間熟成された原酒。
これらをブレンドし、タリスカー10年が完成します。

タリスカー10年 ラベル

【タリスカー10年 ラベル翻訳】

タリスカー10年 ラベル

TALISKER
タリスカー(銘柄名)

SINGLE MALT SCOTCH WHISKY
シングルモルトスコッチウィスキー(分類)

From the rugged western shores of the Isle of Skye comes a richly flavoured, maritime malt, with a warming afterglow.
So easy to enjoy yet, like Skye itself, so hard to leave.
スカイ島の起伏の激しい西海岸から、豊かな風味と温かい光に照らされたモルトウィスキーがやってきました。
スカイ島そのもののように、まだまだ奥深いウィスキーです。

AGED 10 YEARS
10年熟成

DISTILLED AT TALISKER
THE ONLY DISTILLERY ON THE Isle of Skye Scotland
タリスカー蒸留所
スコットランドのスカイ島にある唯一の蒸留所

MADE BY THE SEA
海から造られた(ウィスキー)

タリスカー10年 外箱

スコッチ次郎スコッチ次郎

タリスカー10年の外箱は、荒々しいスカイ島の海を表現しているね。

タリスカー10年 外箱表 タリスカー10年 外箱裏

 

Talisker is the only Single Malt Scotch Whisky made on the Isle of Skye beside the shore of Loch Harport in the jagged shadow of the peaks of The Cuillin.
Founded in 1830 by Hugh MacAskill, Talisker distillery remains faithful to traditional values.
A hundred and eighty years of knowledge has been passed down through generations of distillers.
Beneath the deep and stormy peat smoke character of Talisker lies a rich dried fruit sweetness, followed by a satisfying peppery finish.
Superb with smoked salmon and brown bread.

タリスカーはカイリン山頂の麓にあるハーポート湖の近くにある蒸留所で、スカイ島で作られる唯一のシングルモルトスコッチウイスキーです。
1830年にヒュー・マカスキルによって設立されたタリスカー蒸留所は、伝統的価値を忠実に守っています。
180年間のウィスキー造りの知識は、何世代にもわたって継承されてきました。
タリスカーの特徴である深みのある荒々しいスモーキーな風味の後に、豊かなドライフルーツの甘さが続き、コショウのある後味で満足することでしょう。
スモークサーモンやブラウンパンと一緒に飲むと絶品です。

タリスカー10年 ボトル

タリスカー10年 ボトル

タリスカー10年のボトルは、ウィスキー自体の「輝くようなゴールド」をそのまま映し出す透明ボトルです。
形はスタンダードな丸形ボトルで、スタンダードなスコッチウィスキーのボトルともいえるでしょう。
ゴールドの色彩をバックに白いラベルが映えるデザインとなっており、この外観のイメージのまま飲むと荒々しい味わいと風味にビックリするかもしれませんね。

アイリッシュみきアイリッシュみき

ボトルデザインは全然荒々しい感じがしないのに、飲むとそんなにギャップがあるんですね。

タリスカー10年 価格

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タリスカー10年の価格は1本あたり3,000円から4,000円程度。
タリスカーシリーズの中でも10年はエントリーモデルなので安い価格帯ですが、それでも十分、スカイ島の荒々しい環境を感じることができる銘柄です。

タリスカー10年 レビュー

スコッチ次郎スコッチ次郎

よし!
それじゃあいよいよタリスカー10年を実際に飲んで、レビューしよう!

バーボンかずきバーボンかずき

海から造られたシングルモルト
いやー楽しみです!

アイリッシュみきアイリッシュみき

すっごくスモーキーだって考えるとちょっと私は飲み切る自信がないけど。。。
でも頑張ってみます!

タリスカー10年 ストレートでレビュー

まずはタリスカー10年をストレートで飲んでみます!

タリスカー10年 ストレート

色味は濃い黄金色で、深い熟成具合を思わせます。
液体はサラサラした感じで、グラスに纏わりつくような粘り気は少ない印象です。
香りをかいでみるとまず感じるのが海の磯・潮の匂い、そしてピートのスモーキーな香り
この辺がガツンと強烈すぎるくらい強烈に、鼻を襲います!
何度か嗅いでみると潮とピートの匂いの奥に、ビターチョコーレートのようなほのかに甘い香りも見つけることができました。

飲んでみると、最初の舌触りは軽い感じ。
ウィスキーの強烈さを感じることなく、水みたいにすっと入ってきます。
ただすぐに、ピートのスモーキーな味わいと海水みたいな潮っぽさが舌を支配!
この強烈な液体を舌で転がし続けると、渋みのある甘さも発見できますね。

1口飲み込んだ後の後味はやはり海水のような潮気が舌を支配し、舌が空気に触れるとフルーティーなレモン風味も感じます。
何度かストレートで飲んでいるうちに舌が潮気に慣れてくると、どんどんタリスカー10年の中に秘められた甘みを感じるようになります。
最後の方はむしろ甘くてフルーティーに感じるくらい!
いやー、面白い銘柄です!

評価:★★★

バーボンかずきバーボンかずき

うわ!!
なんだこれは!
まさに海から造られたシングルモルトというキャッチコピー通りの、強烈な潮の香りとスモーキーさですね!

スコッチ次郎スコッチ次郎

そう!
そしてこの癖になる感じにハマってしまうんだよ!

タリスカー10年 トワイスアップでレビュー

続いて加水し、トワイスアップでタリスカー10年を味わってみます!

タリスカー10年 トワイスアップ

加水したことで多少香りは落ちるかと思ったんですが、全く持って香りが落ちません
相変わらず強烈な潮とスモーキーのフレーバー。

当然ストレートの時の味わいを想像しながら飲んでみるとビックリ!!!
思わず叫びました!
「なんだこれは!!」と。

あれだけスモーキーで潮気が強い癖のあるタリスカー10年が、なんとものすごく甘みの強い液体に変化していました!
甘い、とにかく甘くてそのギャップにビックリ!
ストレートの時は潮気とスモーキーさがこのウィスキーの主役であり、かすかに感じる甘さも主役を引き立てるためのわき役だったのに。
トワイスアップにした瞬間、主役と脇役が交代!
完全に甘さが主役であり、塩気とスモーキーさは甘さに少しアクセントを加えるスパイスのような役割なんです。
一瞬銘柄を間違えたかと思うくらいに、タリスカー10年はトワイスアップでの変化が著しい銘柄でした!

評価:★★★★

アイリッシュみきアイリッシュみき

わあ!
ストレートだとあんなに癖が強かったのに、トワイスアップにしたら凄く甘くて飲みやすいです!


スコッチ次郎スコッチ次郎

これには私もびっくりだね!
タリスカー10年、なんて奥深いスコッチウィスキー銘柄なんだろう。。。

タリスカー10年 ロックでレビュー

次はタリスカー10年をロックで飲んでみます!

タリスカー10年 ロック

ロックでウィスキーを冷たくしたら、一気に潮気が増しました!
ストレートの時よりも更に、海水の風味とスモーキーさが強くなりましたね。
おそらく冷やされることで元々タリスカー10年の中にあった甘みが、より感じにくくなった結果だと思います。
特に1口目はまるで塩味の強いお菓子を食べたときみたいに、舌にピリッとくるほどの潮気の濃さです!

ロックで飲み進めると徐々に氷が溶けてきて少しづつ甘みが戻ってくるかなと思ったんですが、最後まで甘みはあまり感じずでした。
おそらく時間が経てば経つほど液体の温度も下がるので、より甘さが控えめになるんでしょうね。
ここまで行くと好き嫌いが分かれるかもしれませんが、特徴的であることは事実です!
スモーキーさと潮気のある銘柄が好きな人は、大好きでしょうね。

評価:★★★★

バーボンかずきバーボンかずき

これは、、、なんというスモーキーさ!


スコッチ次郎スコッチ次郎

これはこれで、好きな人は中毒になるほどの癖だよね 笑

タリスカー10年 ハイボールでレビュー

次はタリスカー10年をハイボールにして味わってみたいと思います!

タリスカー10年 ハイボール

シンプルに感想言いますね。

美味い、とにかく美味い!!
タリスカー10年の潮気とスモーキーさが炭酸との相性抜群で、清涼感がハンパじゃないです!
しかも炭酸が入ったことによって甘さとフルーティーさも増した感じで。
潮気、スモーキーさ、甘さ、フルーティーさ、全てがバランスよく整えられた、いろんな味が感じられるハイボールです!
色で例えるなら虹色ハイボール!

このレベルのハイボールはウィスキー好きなら知っていますが、普通にお店で飲もうとしても出てこないんですよね。
ハイボール、いやウィスキーというお酒に対する考え方が一新される飲み物です。
熱い風呂上りに麦茶ではなく、タリスカー10年のハイボールを飲んでみてください!
人生がちょっとだけ幸せになるかもしれません 笑

バーボンかずきバーボンかずき

こ、これは・・・。
これが本当のハイボール!
今まで飲んでいたものは何だったんだ!
ってくらい美味すぎる!!

評価:★★★★★

タリスカー10年 スパイシーハイボールでレビュー

最後にタリスカー10年を使ったスパイシーハイボールという飲み方を紹介します。
スパイシーハイボールというのは、実はタリスカー10年をより美味しくハイボールで飲むために開発された飲み方でして。
ウィスキー愛好家の間では常識ですが、日常生活においてはめったに耳にすることはないかもしれません。
作り方は非常に単純で、タリスカー10年のハイボールに黒胡椒を振りかけてあげるだけです。

タリスカー10年 スパイシーハイボール

先ほどレビューしたように普通のタリスカー10年でのハイボールでも清涼感、甘さ、フルーティーさが感じれらて十分に美味しいのですが、黒胡椒を足すことで“辛味”というスパイスが更に加わります!
とにかく、とにかく美味しい!!
私の中では今のところ完璧かつオンリーワンのハイボールなので、是非、飲んでみてください。

評価:★★★★★

アイリッシュみきアイリッシュみき

わー!
凄く美味しい!
こんなにいろんな味がするハイボール、初めてです!
正直、本当にビックリ!

タリスカー10年 評価

スコッチ次郎スコッチ次郎

タリスカー10年をいろんな飲み方で試してみたけど、総じて総合評価はどうだったのか!?
発表するよ!

タリスカー10年 個性評価

タリスカー10年の個性は何といっても、海から造られたウィスキーというキャッチコピー通りの潮気とスモーキーさですね。
スコッチウィスキーの特徴の1つであるスモーキーさを遺憾なく発揮している銘柄、ではないでしょうか。
そして飲み方を変えることで、その個性が全く持って異なる方向性に発揮されるところも最高に面白いですね!
特にスパイシーハイボールのような飲み方に合う銘柄は他に無いので、タリスカー10年は抜群の個性を持った銘柄と言えるでしょう。

タリスカー10年 コスパ評価

タリスカー10年はボトルで買うと1本3,000円~4,000円と、決して安くはないです。
それでもここまでの個性と味わいに溢れた銘柄だと考えると、コスパは良いと思います!
ウィスキー好きなら常に1本は、家にストックしておいてもいいと思えるほどの銘柄ですね。

タリスカー10年 総合評価

タリスカー10年、最高に面白いスコッチ銘柄です!
ストレートで感じられる個性。
甘さが引き立つトワイスアップ。
潮気とスモーキーさをより感じられるロック。
全てにおいてバランスのいいハイボール。
どんな飲み方でも楽しめる個性あふれた銘柄です!
決して王道のウィスキーという感じではありませんが、ハマる人はめちゃくちゃハマる1本です!

タリスカー10年

【総合評価】
味わい:★★★★
個性: ★★★★★
コスパ:★★★
総合: ★★★★

タリスカー10年 おすすめの飲み方

タリスカー10年のおすすめの飲み方は「ハイボール」です!

タリスカー10年 ハイボール

どんな飲み方でも個性が際立って面白いのですが、中でもハイボールのバランスの良さは想像以上ですよ。
出来れば黒胡椒も用意して、スパイシーハイボールで飲んでください!
居酒屋においてある「トリスハイボール」「角ハイボール」などとは比べ物にならないくらい、上品で角の高いハイボールです。
全国の居酒屋でタリスカー10年を使ったハイボールを提供すれば、日本でもっとウィスキー流行るのに 笑

唐揚げやウィンナーという居酒屋飯と合わせてももちろん美味しいと思いますし、寿司や刺身といった和食にも合うでしょう。
何より喉が渇いた風呂上りや清涼感のある飲み物が欲しい時など、飲んでみてください。
ハンパじゃない満足感が得られるはずです。

バーボンかずきバーボンかずき

いやー。
僕、このタリスカー10年大好きです!
ハイボールの概念が見事に覆されました!


スコッチ次郎スコッチ次郎

本当のウィスキー好きが飲んでいるハイボールって、こういうものなんだ。
多くの人に知ってもらいたい銘柄だよね。

「タリスカー」シリーズの種類

タリスカー蒸留所では、今回レビューしたタリスカー10年以外にも様々な種類のシリーズ銘柄を造っています。
いくつか紹介しますので、タリスカー10年が気に入ったなら、他の種類の銘柄も調べてみてくださいね!

タリスカー ストーム

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タリスカー ストームは、タリスカーシリーズの特徴である潮の香りとスモーキーさを更に際立たせた銘柄です。
具体的にはタリスカー蒸留所のマスターブレンダーがタリスカーの貯蔵庫から、スカイ島の嵐を体現している荒々しい味がする樽を厳選しバッティングした銘柄です。
タリスカーのラインナップの中で最も荒々しいウィスキーですので、タリスカーという銘柄の特徴が好きという人向けですね。

タリスカー ポートリー

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タリスカー ポートリーは、熟成したタリスカー原酒を更にポートワイン樽で後熟した銘柄です。
この後熟工程によりタリスカー独特のスモーキーさと潮の香りに、ポートワイン特有の上品で甘い香りが付着します。
結果的にタリスカー特有の荒々しい特徴と上品な酒質が融合する、バランスの良いウィスキーとなります。

タリスカー 57° ノース

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タリスカー 57° ノースは、アルコール度数が57度になるように調整されたタリスカーシリーズです。
※タリスカー10年は45.8度
元々タリスカー蒸留所が北緯57度に位置することにちなんで造られた銘柄であり、アルコール度数が強い分、深い甘みをより濃く感じられる銘柄です。
残念ながら2020年6月にタリスカー蒸留所では生産終了していますので、タリスカーファンの人は早めにネットで購入をおすすめします。

タリスカー 18年

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最低でも18年以上熟成したタリスカー原酒のみを使用して造られているのがタリスカー18年です。
タリスカーの特徴であるスモーキーさと潮の香りに、長い熟成年数が生み出すエレガントで上品な風味も加わっています。
タリスカー18年がリリースされた翌2007年のWWA(World Whisky Award)ではエントリーされたシングルモルト158本中1位に輝くなど、世界的に評価の高い銘柄です。

タリスカー 25年

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最低でも25年以上熟成したタリスカー原酒のみを使用して造られているのがタリスカー25年です。
10年、18年と比べて更に上品な味わいが特徴で、このあたりからスモーキーさや潮の香りの中にしっかりした甘みが感じられます。
タリスカーはとにかく世界的に人気なので、タリスカー25年が日本国内で販売されてもすぐに売り切れてしまいます。
バーで見つけたらとてもラッキー、すぐに飲んでみることをおすすめします。
一応、まだ国内でも買えるショップはあるようです。

タリスカー 30年

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もはや幻と言っても過言じゃないでしょう。
30年以上熟成した原酒のみで造られるタリスカーシリーズが、タリスカー30年です。
私も飲んだことないのでコメント不可能ですが、きっと想像を超えた味がするのでしょう。
一応以下から買えるみたいですが、私は無理です 笑

タリスカー ディスティラーズ エディション

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タリスカー ディスティラーズ エディションは通常の製造工程に加えて、樽で二段熟成することが特徴の銘柄です。
具体的にはアモロソ(シェリーの一種)樽を使って二段熟成されており、この樽の特徴はリッチでフルーティな甘みを加えることです。
従って通常のタリスカーシリーズよりも、一層豊かなでまろやかな口当たりになります。

タリスカー10年 類似銘柄

最後にタリスカー10年の類似銘柄を紹介します!
凄く個性の際立った銘柄ですので完全に同じような銘柄を紹介することは難しいのですが、特徴として近しい銘柄は存在します。

アイリッシュみきアイリッシュみき

タリスカー10年のライバル銘柄は、いったいどんな銘柄なんでしょうか!?

ボウモア

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タリスカーと比較的近い存在が「ボウモア」です。
ボウモアは別名”アイラの女王”と呼ばれており、スモーキーさとフルーティーさが特徴の銘柄です。
タリスカーがアイランズモルト(スカイ島)、ボウモアはアイラモルト(アイラ島)なので生産地は近くないのですが、製造工程と熟成場所の環境が近しいだけに、銘柄の特徴も近くなります。
タリスカー10年が好きな人は是非、ボウモアも飲んでみることをおすすめします!

「タリスカー10年レビュー」のまとめ

タリスカー10年のレビュー、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると以下です!

【タリスカー10年まとめ】

  • タリスカー10年は、シングルモルトスコッチウィスキー
  • タリスカー10年を製造しているのはタリスカー蒸留所であり、アイランズのスカイ島にある
  • 海から造られたシングルモルトであるタリスカー10年は、スモーキーさと潮の香りの個性が特徴的
  • タリスカー10年は“スパイシーハイボール”での飲み方が特におすすめ

他の銘柄では味わえない独特の個性に優れた銘柄ですので、是非飲んでみてください!!

バーボンかずきバーボンかずき

僕はタリスカー10年が大好きになりました!
一見すると癖のある銘柄ですが、それが”癖”ではなく”個性”であることに気が付くと、もう止められなくなりますね!
このスモーキーさと潮の香り、もうたまらないです!

アイリッシュみきアイリッシュみき

最初にストレートで飲んだ時にはもう無理かな!?
と思ったけど、トワイスアップにしてビックリ!
甘みがある銘柄になってとっても飲みやすかった!

スコッチ次郎スコッチ次郎

本当に飲み方によって色々と味が変わる、面白い銘柄だったね!
私も初めてハイボールで飲んだ時の衝撃は忘れられない!
もっともっと多くの人に知ってもらって、ウィスキーを飲むことの楽しさに気が付いてもらいたい!
そう思える銘柄だったよ、