グレンフィディック12年 レビュー

スコッチ次郎スコッチ次郎

今日は「世界一売れているシングルモルトウィスキー」として有名な「グレンフィディック12年」をレビューするよ!
とにかく飲みやすいスコッチウィスキーとして知られているこの銘柄は、初心者にもすごくおすすめだ!


バーボンかずきバーボンかずき

確か、シングルモルトスコッチの中でもスペイサイドモルトに分類される銘柄ですよね!
どんな味がするんだろう!楽しみだなぁ!!


アイリッシュみきアイリッシュみき

フルーティーな風味と甘みが特徴の銘柄だって聞いたことあります!
ウィスキーに慣れてない私でも、安心して飲めそう!


スコッチ次郎スコッチ次郎

うん、この銘柄は本当に飲みやすいよ!
そのうえ価格も手ごろだから、すごくコストパフォーマンスにも優れているんだ!
早速紹介していこう!

目次

グレンフィディック12年

グレンフィディック12年はスコットランドで製造されるスコッチウィスキーであり、シングルモルトウィスキーに分類されます。
「グレンフィディック」シリーズには様々な銘柄がありますが、その中でも”グレンフィディック12年”は価格が安く、手ごろに飲めるエントリーモデル銘柄です。
フルーティーかつ甘みが感じられる、非常に飲みやすい”味わい。
癖がない素直な銘柄なので初心者にもおすすめです!
しっかりした味わいと安さを兼ね備えたコストパフォーマンスの良さで世界的に高い人気があり、「世界で最も売れているシングルモルトウィスキー」としても有名です。

グレンフィディック12年 フレーバーマップ

グレンフィディック12年 概要

グレンフィディック12年

  • 銘柄名:グレンフィディック 12年
  • 公式キャッチコピー:新鮮な洋梨の香り、複雑な熟成香
  • アルコール度数:40度
  • 種類:シングルモルト
  • 生産地:スぺイサイド地区
  • 蒸留所:グレンフィディック蒸留所
  • 蒸留所設立年:1886年
  • 価格帯:3,000円~4,000円程度 / ボトル
  • 受賞歴:「ISC 2014年 金賞」「IWSC 2014年 金賞」
  • その他:「世界で最も売れているシングルモルトウィスキー」

グレンフィディック12年 公式テイスティングノート

  • :淡い金色
  • 香り:洋梨・レモン・フルーティーな熟成香
  • 味わい:甘くフルーティー・クリーム
  • フィニッシュ:やわらかな甘み・繊細で軽やか

グレンフィディック蒸留所

グレンフィディック蒸留所

スコッチ次郎スコッチ次郎

グレンフィディック12年はスコットランドのスペイサイド地方にある「グレンフィディック蒸留所」で製造されているんだ。
ここは野生の鹿が多く生息していることから通称“鹿の谷”と呼ばれていて、鹿が蒸留所のシンボルマークにもなっているほどなんだよ。


バーボンかずきバーボンかずき

鹿が生息しているってことはやっぱり涼しい地域なんでしょうね。
ってことはウィスキー造りに適している土地なのかも!


スコッチ次郎スコッチ次郎

鋭いね!
世界で最も売れたシングルモルトウィスキーが造られているこの蒸留所、とにかく知れば知るほどすごく面白い!
グレンフィディック12年とは、いったい誰がどんな場所で造ったスコッチウィスキーなのか。
この辺を知ったうえで飲むと、なんだか味わいに深みが感じられて、いつもより美味しく飲めるようになるんだよ。


アイリッシュみきアイリッシュみき

あー!なんとなくわかります!
食べ物とかも製造工程をよく知ったうえで食べると、なんだかいつもより美味しい気がしますもんね。
テレビとかで有名なお菓子の製造工程を知ったり、使っている原料が一流品だとわかると、途端に美味しく感じる!
みたいな感覚ですよね!?

スコッチ次郎スコッチ次郎

うーん。。。
まあ、そんな感覚に近いのかな?笑
とにかく、グレンフィディック12年が造られているグレンフィディック蒸留所のことを解説するよ!

グレンフィディック蒸留所 歴史

グレンフィディック蒸留所の設立は1886年。
スコットランドのウィリアム・グラントという起業家により設立されました。
当時の起業家というと資産を豊富に持った富豪のイメージをするかもしれませんが、ウィリアム・グラントはごく普通の平民でした。
靴屋や石灰工として働いた後に、ウィスキー蒸留所の簿記係に就任。
そこから20年間マジメに働きながらも節約し、1886年、コツコツ貯めた私財を使ってグレンフィディック蒸留所を設立しました。
その際、彼の7人の息子と2人の娘も父のウィスキー造りの情熱に感化され、共に蒸留所の運営を行うことになります。

バーボンかずきバーボンかずき

節約して貯めた私財を投げうってまで蒸留所を開設するなんて。
ウィスキー造りに対する情熱が相当なものだったと想像できるね。


スコッチ次郎スコッチ次郎

なにせ自分の息子と娘まで巻き込んでウィスキー造りを始めちゃうくらいだからね。
よほどの情熱だったんだろう。

蒸留所設立から1年後の1887年クリスマスの日、後に世界中で最も売れたシングルモルトとして有名になるスコッチウィスキー「グレンフィディック」が誕生します。
1920年にアメリカで制定された禁酒法により多くの蒸留所が経営危機に陥る中、グレンフィディック蒸留所は一部の愛好家に支えられながら何とか経営を継続。
1933年に禁酒法が廃止になると良質なウィスキーの世界的需要が一気に高まり、その際に飲みやすく大衆向けの銘柄であったグレンフィディック人気が爆発。
スコッチウィスキーのみならず世界のウィスキー市場で確固たる地位を築き、現在に至ります。
ウィスキーの魅力に魅せられた情熱的な起業家と、彼に感化された家族によって設立されたグレンフィディック蒸留所。
その情熱的なウィスキー造りが現代まで継承され、今でもスコッチウィスキー代表格として世界中で愛されているのです!

グレンフィディック蒸留所 場所

グレンフィディック蒸留所はスコットランドのスペイサイド地区ダフタウンという町の外れにあります。

グレンフィディック蒸留所 位置

ダフタウンはスコットランドの首都であるエディンバラから車で約3時間半、スコットランドの伝統的な田舎町といった雰囲気が感じられます。

グレンフィディック蒸留所まではダフタウンの町中から北へ車で3分ほどの距離。
町中を北上し町の中心部を抜けると緑豊かな景色に変わり、のどかな草原が広がる中にグレンフィディック蒸留所が現れます。

グレンフィディック蒸留所があるダウタウン周辺は年間を通じて最高気温が20度に届かないほどの冷涼な地域であり、ウィスキーを熟成させるには適度な気候。
またグレンフィディック蒸留所の近くに流れるリバー・フィディックという川から良質な水が取れることもあり、まさにウィスキー造りに適した土地であることが分かります。

スコッチ次郎スコッチ次郎

グレンフィディック蒸留所では年間を通じて蒸留所の見学もやっているそうだ。
ウィスキー愛好家なら、人生で1度は行ってみたい場所だね!

【グレンフィディック蒸留所 概要】

  • 住所:Dufftown,Banffshire AB55 4DH Scotland
  • アクセス:首都エディンバラから北へ車で3時間半
  • 定休日:無休
  • 電話番号:+44 1340 820373
  • 蒸留所見学:可能 ※事前予約必要
  • 見学料金:£10pp

グレンフィディック12年 製法・作り方

グレンフィディック12年はスコッチのシングルモルトウィスキーですので、以下の工程で造られます。
ウィスキー製造方法

●大麦麦芽(モルト)の乾燥
ウィスキーの原料である大麦麦芽(モルト)をピート(泥炭)を使って乾燥させます。

●糖化
乾燥させた大麦麦芽を細かく粉砕し、そこに温水を加えてお粥状態にします。
こうすることで原材料の中の酵素が活発化し、原材料に含まれているでんぷんを糖分に変えます。
更にこの状態のものをろ過し、水分だけを抽出します。

●発酵
糖化工程で抽出した水分に酵母菌を加え、糖分をアルコールに変化させます。

●蒸留
発酵させて創り出したアルコールを一度蒸発させ、冷やすことで再び液体化させます。
グレンフィディック12年の場合はシングルモルトですので、ポットスチルを使った単式蒸留という方法を取ります。

●熟成
蒸留してできたアルコールを、樽の中で12年間寝かせます。
画像

●ブレンド
樽から原酒を取り出し、複数の原酒同士をブレンドさせて味が一定になるように調整します。

●ボトル詰め
複数の原酒をブレンドして「グレンフィディック12年」としてボトル詰めします。

●出荷
「グレンフィディック12年」のラベルを貼り付け、箱に詰めて出荷します。

アイリッシュみきアイリッシュみき

1本のグレンフィディック12年が出来上がるまでに少なくとも12年以上の歳月が必要だって考えると、スコットランドの生産者の方に感謝して飲まないといけないですね!

グレンフィディック12年 熟成樽

グレンフィディック12年は3種類の樽を作って12年間、熟成されます。
最初に使われるのがオロロソ(ワイン)のシェリー樽と、アメリカンウィスキーに使われるバーボン樽
蒸留を行った原酒をシェリー樽とバーボン樽にそれぞれ分けて詰め、12年間の熟成を行います。

シェリー樽
※シェリー樽

バーボン樽
※バーボン樽

12年後、更に味に深みとフルーティーさを加えるために、シェリー樽とバーボン樽から原酒を取り出し、まとめて大きなオーク樽で再度熟成します。

オーク樽
※オーク樽

グレンフィディック12年の深みのある風味は、これら3つの樽を使うことで実現するのです。

グレンフィディック12年 ラベル

【グレンフィディック12年 ラベル翻訳】

グレンフィディック12年 ラベル

Glenfiddich
グレンフィディック(銘柄名)

SINGLE MALT SCOTCH WHISKY
シングルモルトスコッチウィスキー(分類)

OUR ORIGINAL TWELVE
我々独自の12年(熟成)

This bright and balanced single molt is matured for 12 years in Oloroso sherry and bourbon casks before mellowing in oak marrying tuns.
この明るくバランスのとれたシングルモルトは、オロロソ(ワイン)のシェリー樽とバーボン樽で12年間熟成した後、更にオーク樽で熟成しました。

From the Valley of the Deer
鹿の谷より※グレンフィディック蒸留所のある場所の通称

MALT MASTER BRIAN KINSMAN
モルトマスターのブライアン キンスマン※製造総責任者

THE GLENFIDDICH DISTILLERY, DUFFTOWN BANFFSHIRE, SCOTLAND HAND BUILT BY WILLIAM GRANT & FAMILY
ウィリアム グラントとその家族によって設立されたスコットランド、バンフシャー、ダフタウンのグレンフィディック蒸留所

グレンフィディック12年 外箱

グレンフィディック12年 外箱表 グレンフィディック12年 外箱裏

OUR ORIGINAL
12 Years Old has a special place in our Malt Master’s heart.
Our original and definitive whisky, and the world’s most iconic single malt.
Always matured in Oloroso sherry and bourbon casks for at least 12 years.
Always married in oak tuns for depth and balance.

我々の独自性
12年という歳月は、我々のモルトマスターにとっても特別な意味を持ちます。
オリジナルで決定的なウイスキー、そして世界で最も象徴的なシングルモルト。
少なくとも12年の間、オロロソ(ワイン)のシェリー樽バーボン樽で熟成してきました。
そして奥行きとバランスを保つため、更にオーク樽でも熟成させています。

Vally OF THE DEER
Glenfiddich means Valley of the Deer in Gaelic ; a Scothch valley perfect for making malts.
Robbie Dhu spring water floes here, adding freshness, the backbone of our whisky.
The cool microclimate ages our malts slower, bringing depth and smoothness.

グレンフィディックとは、ゲーリック語で鹿の谷を意味します。
モルトウィスキーを作るのに最適なスコットランドの谷です。
ロビーデューの湧き水(湧き水の名前)が我々のウィスキーに、フレッシュさというバックボーンを加えています。
冷涼な気候はモルト(大麦)をゆっくり熟成させ、(ウィスキーに)深みと滑らかさをもたらします。

グレンフィディック12年 ボトル

グレンフィディック12年 ボトル

グレンフィディック12年のボトルは、濃く力強い緑色です。
グレンフィディック蒸留所がある場所と同じような、森林、草原の色を表現しているんでしょうか。
またボトルの形は三角形と珍しく、これも蒸留所がある”Valley of the Deer” 通称:鹿の谷の形を表現していると思われますね。
ボトル中心部には金色で鹿のシンボルロゴが入っていて、力強くも可愛らしいボトルに仕上がっています。

ちなみに数年前まではこちらの旧ボトルデザインで流通していました。

グレンフィディック12年 旧ボトル

旧ボトルの方はより力強さを感じるデザインとなっていますが、味と風味がフルーティーで甘さが目立つ銘柄なので、少し落ち着いたスタイリッシュな新ラベルにデザインにリニューアルしたのかもしれませんね。
とはいえまだ新ボトルに切り替わって数年しかたっていませんので、酒屋などでグレンフィディック12年を探していれば旧ボトルに出会う可能性もあるでしょう。

グレンフィディック12年 価格

グレンフィディック12年をAmazonで探す
グレンフィディック12年を楽天で探す

グレンフィディック12年の価格は1本あたり3,000円から4,000円程度。
これだけ伝統ある蒸留所で12年間の熟成させたスコッチウィスキーがこの価格で飲めることを考えると、コストパフォーマンスは最強クラスと言えるでしょう。
5,000円以上するウィスキーの中でも、グレンフィディック12年より味も風味も劣るものはたくさんありますよ。

グレンフィディック12年とグレンフィディック12年スペシャルリザーブの違い

グレンフィディック12年には「グレンフィディック12年」と「グレンフィディック12年 スペシャルリザーブ」の2種類が流通していると言われています。
この2つの違いについてですが、結論、違いはありません
グレンフィディック蒸留所が公式に発表している銘柄名は「グレンフィディック12年スペシャルリザーブ」ですが、少し名称が長いので通販サイトや酒屋では「グレンフィディック12年」として陳列しています。
公式名で読んでいるか略しているかだけの違いなので、どちらも同じグレンフィディック12年です。

グレンフィディック12年 レビュー

スコッチ次郎スコッチ次郎

では、長い事お待たせしたね!
いよいよグレンフィディック12年を実際に飲んでレビューをしていこう!

バーボンかずきバーボンかずき

いやー待ってました!!!!!

アイリッシュみきアイリッシュみき

今まで学んだグレンフィディック12年の知識を思い出しながら、よーく味わいたいですね!!

グレンフィディック12年 ストレートでレビュー

まずはストレートで!

グレンフィディック12年 ストレート

色味は黄金色で、12年間の樽熟成の歴史が感じられます。
液体には水っぽさはあまりなく、粘り気が感じられますね。

注いだ瞬間から鼻を近づけなくても感じられる強い甘い香り
カラメルっぽいどっしりとした甘みを連想させる香りを中心に、わずかに柑橘系の香りも感じます!
公式のテイスティングノートにもあるように、熟れた洋梨ですかね。

肝心の味ですが、ストレートで飲んでみたところ、やはり最初は舌にズッシリと来る強い甘み
ミルクチョコレートを食べた瞬間にすぐ感じる強い甘さと同系統でしょうか。
ちなみに舌の上で数秒転がすと、フレッシュかつフルーティーな甘みに変わりました!
後味もやはり強く、甘みがいつまでに舌に残リます。

2口目以降は飲めば飲むほど舌がアルコールの刺激に馴染んできて、その分一層甘さが感じられるようになりました。
飲み切ったグラスには、干しブドウのような強い香りがずっと残っていました。

評価:★★★

スコッチ次郎スコッチ次郎

ん~♪
これだね、この熟れた果物のような強い甘さがグレンフィディック12年の特徴だ!

バーボンかずきバーボンかずき

アルコールの強さや辛さが一切なくて、まるでデザート酒を飲んでいる気分ですね♪

グレンフィディック12年 トワイスアップでレビュー

ストレートに続いて次はトワイスアップ!
ウィスキーと同量の水を足して飲んでみます!

グレンフィディック12年 トワイスアップ

やはり色味は少し薄くなるものの、香りはあまり落ちていないです。
同じくドライフルーツの、特に干しブドウのような香りが強いですね。

トワイスアップで飲んでみるとストレートの時と比較してガツンと来るような強い甘みは控えめになったものの、一気に飲みやすくなりました!
サラサラっと口と胃に入ってしまうくらいの飲みやすさで、まるで甘さ控えめのスポーツドリンクみたいです。
ただし後味はストレートの時と同じように長いドライフルーツの甘みが残ります。
トワイスアップにした後に、時間が経てば経つほど香りも甘さもより強くなってきました。
いやー!満足度、高いですねこれは!!!

評価:★★★★★

アイリッシュみきアイリッシュみき

わー!美味しい!!!
お酒苦手な私でもスイスイ飲めちゃう感じです♪
甘すぎず薄すぎない適度な甘みもあって、アルコールを飲んでいる感覚がないですね!

スコッチ次郎スコッチ次郎

いやー!この飲み方は美味しいね!
水を加えただけなのに、まるでカクテルを飲んでいるような感覚だ!

グレンフィディック12年 ロックでレビュー

続いて、ロックでグレンフィディック12年を飲んでみます!

グレンフィディック12年 ロック

液体の濃さは、やはりトワイスアップと近い色合いになります。

最初はストレートに近しいガツンと来る甘みがあるんですが、氷が溶けるに連れてだんだんと潜在的な甘みが増してくる感じです。
トワイスアップとの違いは、やはり液体の温度差から来るスッキリ感でしょうか。
トワイスアップは水が常温に近いのでより甘みが目立つんですが、ロックの場合は液体が冷やされているので甘さがより控えめ
その分、冷たさが相まってスイスイすっきり口に運べちゃう清涼感、スッキリ感が強いです!
ただし時間が経てば経つほど液体に対するウィスキーの含有比率が低くなってくるので、最後は氷水に薄ーいウィスキーを入れたような味になります。
それでも強い味を発し続ける銘柄もあるんですが、グレンフィディック12年の場合は、50:50の割合をウィスキーが下回るとちょっと物足りなく感じます。

評価:★★★

バーボンかずきバーボンかずき

やっぱり甘い銘柄をロックで飲むと、スイスイ行けちゃいますね!
ただ最後のほうはウィスキーを早く足したくなるんで、気が付いたらたくさん飲んでそうです 笑

グレンフィディック12年 ハイボールでレビュー

最後は炭酸水で割って、ハイボールにしてグレンフィディック12年を飲んでみたいと思います!

グレンフィディック12年 ハイボール

香りは炭酸に押されてか、あまり感じなくなりましたね。
元々癖のない飲みやすい銘柄なのでスイスイ飲めるんですが、その分、銘柄の特徴である強い甘さも弱くなりすぎている感じがあります。
ちょっとグレンフィディック12年らしさが、消えちゃっている感じがします。
もちろんこっちから主体的に舌で転がしながら探しに行けばグレンフィディック12年らしい甘みを発見できるんですが、その前に飲み込みたくなってしまう感じ。
清涼感はあるハイボールなんですが、清涼感を求めるのであれば他の銘柄を使ったハイボールのほうが相性はいいでしょう。
グレンフィディック12年の特徴を活かした飲み方ではないかな、という感じでした。

評価:★★

グレンフィディック12年 評価

スコッチ次郎スコッチ次郎

さあ、色々な飲み方を試してみたところで、実際グレンフィディック12年の評価はどうだったのか!?
これから買う人の参考になるように、忌憚のない評価を発表するよ。

グレンフィディック12年 個性評価

グレンフィディック12年の個性はなんといっても、カラメルやドライフルーツ系の強い甘さとフルーティーさ!
そして飲めば飲むほどその甘みが増してくるような、粘り強い個性を持つ銘柄です。
甘さが特徴の他のスコッチウィスキー銘柄の中でも特に完成されている、味わいレベルが高い銘柄でした!
シンプルに、美味い!!
この銘柄にしかない特別な個性は無いのですが、その分、王道の味わいのレベルが高い銘柄です。

グレンフィディック12年 コスパ評価

1本3,000円~4,000円程度で買えるスコッチウィスキーとしては、コスパは悪くないと思います!
同じ価格帯のウィスキーの中でも王道の味わいで、レベルが高いことは間違いないですね。
特別感というものはあまりない銘柄ですがその分、決して裏切られることはない銘柄です。

グレンフィディック12年 総合評価

いやー、美味しかったですね!
シンプルに。
さすがは伝統あるグレンフィディック12年という感じで、良くも悪くも想像を裏切らない銘柄です。
癖がなく飲みやすいのでウィスキーを初めて飲む人や、あまり詳しくない人には是非おすすめしたい銘柄です!
またウィスキー上級者でも、久々に王道のスペイサイドモルトらしい上品な甘みを楽しみたい人にはバッチリだと思います。

グレンフィディック12年

【総合評価】
味わい:★★★★
個性: ★★
コスパ:★★★
総合: ★★★

グレンフィディック12年 おすすめの飲み方

グレンフィディック12年のおすすめの飲み方は「トワイスアップ」です!

グレンフィディック12年 トワイスアップ

ストレートでももちろん美味しいのですが、強すぎる甘みゆえに早々に満足感を感じてしまう懸念がありますね。
トワイスアップであれば銘柄の特徴そのままに甘みと香りをしっかり感じることができますし、それでいてスッキリした甘さなのでたくさん飲んでも飽きることはありません。

特に、食後に甘いものが食べたい!
というときにはグレンフィディック12年をトワイスアップにして飲んでみてはいかがでしょうか!?
糖分が大量に入ったお菓子を食べたときと同等の満足感を得られると思いますし、それでいて糖分控えめなので健康にもGoodです!!

アイリッシュみきアイリッシュみき

トワイスアップ、本当に美味しかったです!
これウィスキーなの!?って疑っちゃうくらいでした 笑
是非、興味を持った方は試してみてくださいね!

「グレンフィディック」シリーズの種類

グレンフィディック蒸留所には、今回レビューしたグレンフィディック12年以外にも様々な種類のシリーズ銘柄が存在します。
いくつか紹介しますので、グレンフィディックシリーズの中で気に入った種類の銘柄があったら調べてみてくださいね!

グレンフィディック18年 スモールバッチリザーブ

グレンフィディック18年 スモールバッチリザーブをAmazonで探す
グレンフィディック18年 スモールバッチリザーブを楽天で探す

グレンフィディック18年スモールバッチリザーブは、グレンフィディック12年よりもさらに熟成年数が進んでいるウィスキー原酒を使った銘柄です。
最低でも樽で18年以上熟成した原酒のみを使ってブレンドされ、更に小さい樽(スモールバッチ)で3か月間後熟することで造られる銘柄ですので、甘みの深さやコクが一段と感じられるでしょう。
ボトルデザインもグレンフィディック12年が鹿の谷を表現した緑基調に対して、グレンフィディック18年は樽の色味と深い熟成を表現する茶色基調です。

グレンフィディック21年 グランレゼルヴァ

グレンフィディック21年 グランレゼルヴァをAmazonで探す
グレンフィディック21年 グランレゼルヴァを楽天で探す

グレンフィディック21年グランレゼルヴァは、最低でも樽で21年以上熟成した原酒のみを使ってブレンドされます。
これだけ熟成年数が長いだけでも相当な甘みとコクを持った銘柄が出来上がるのですが、グレンフィディック21年は更にカリビアンラム樽で4ヶ月の後熟が行われます。
カリビアンラム樽は普段ラム酒を製造するときに使われる樽であり、この樽を使って後熟させることでラム酒独特のカラメルを思わせる風味がウィスキーに加わります。
原酒の製造に使われる樽を含め、グレンフィディック21年を作るまでには合計4種類の樽が使われます。
結果的にグレンフィディック21年はとても味わい深く、かつ複雑な味わいとなります。

グレンフィディック30年

グレンフィディック30年をAmazonで探す
グレンフィディック30年を楽天で探す

グレンフィディック30年もはや一般的にはほとんど流通しておらず、投機対象にもなりつつある貴重銘柄です。
オークションサイトでも10万以上で取引されており、私も飲んだことはないのでコメント不可能です 笑
30年以上熟成したウィスキー、想像するだけでとんでもない飲み物なんでしょうね!

グレンフィディック21年 IPA エクスペリメント

グレンフェディック21年IPAエクスペリメントは、普段とは異なる製法で試験的に製造されたチャレンジ銘柄です。
エクスペリメントは”実験的な”という意味ですね、
グレンフィディック21年IPAエクスペリメントでは何を実験したかというと、“もしもウィスキーをビール樽で熟成したら”です。
グレンフィディック蒸留所が存在するスペイサイド地区にあるクラフトビールメーカー「スぺイサイドクラフトブリュワリー社」と共同製造しています。

味わいはやはり面白いもので、グレンフィディックの中にすっきりした柑橘系を思わせるビール風味を感じます。
スコッチウィスキーxビールという発想はなかったので、初めて飲んだ時には衝撃を受けたのを覚えています。
あまり数が出回っていないので、買うならお早めに!!

グレンフィディック プロジェクト XX エクスペリメント

グレンフィディック プロジェクト XXも、試験的に製造された銘柄です。
この銘柄で実験したのは“もしも世界のモルトエキスパートが選び抜いた原酒のみを使って、一流ブレンダーがブレンドしたら”です。
具体的にはまずグレンフィディック蒸留所に16か国から20人のモルトエキスパートが招待されました。
そして彼らによりグレンフィディックの原酒貯蔵庫から、20個の原酒が厳選されました。
最後にグレンフィディック蒸留所のモルトマスターを務めるブライアン・キンスマンがブレンドすることで完成しました。

味ですが、そりゃあ美味しいに決まっています!
ベースはもちろんグレンフィディック特有の甘みとコクなんですが、感じる1つ1つの味わいが1段上というか、非常にエレガントで上品さを感じます。
これも年々流通量が減っているので、買っておいて損はない銘柄です。
ウィスキー好きにプレゼントするとっっっっても喜ばれるかと 笑

グレンフィディック モルトマスターズ エディション

グレンフィディック モルトマスターズ エディションをAmazonで探す
グレンフィディック モルトマスターズ エディションを楽天で探す

グレンフィディック モルトマスターズ エディションは、グレンフィディック蒸留所のモルトマスターであるブライアン・キンスマンが自信をもってリリースした初のマスターズ・エディション銘柄です。
2つの違うオーク樽で熟成させ、更に熟成年数の異なる原酒をシェリー樽を使ってブレンドしています。
ブライアン・キンスマンの自信作、というだけでも飲む価値はありますね。

グレンフィディック カスクコレクション セレクトカスク

グレンフィディック カスクコレクション セレクトカスクをAmazonで探す
グレンフィディック カスクコレクション セレクトカスクを楽天で探す

グレンフィディック カスクコレクション セレクトカスクは、原酒熟成中の樽の中でも特に出来の良い樽(カスク)のみを使って作られた銘柄です。
エントリーモデルのグレンフィディック12年の上位互換版、と考えるといいかと思います。
ウィスキー好きには確かに差が感じられるのですが、普段あまりウィスキーを口にしない人にとっては「ん?どっちがどっち?」となるかもしれません 笑

グレンフィディック カスクコレクション リザーブ カスク

グレンフィディック カスクコレクション リザーブ カスクを楽天で探す

グレンフィディック カスクコレクション リザーブ カスクは、主にシェリー樽で熟成された原酒を厳選してブレンドした銘柄です。
普段使われるバーボン樽が使われていなので、甘みとコクは控えめ、代わりに柑橘系の酸味がより感じられます。

グレンフィディック12年 類似銘柄

最後にグレンフィディック12年と似た類似銘柄を紹介します!
スコットランドには数百の蒸留所が存在しますので、その分味わいや特徴が似ている類似銘柄も存在するんです。

アイリッシュみきアイリッシュみき

つまりグレンフィディック12年のライバル銘柄!
ということですね!

ザ・グレンリベット12年

ザ・グレンリベット12年をAmazonで探す
ザ・グレンリベット12年を楽天で探す

グレンフィディック12年の類似銘柄と言えば、やはりザ・グレンリベット12年でしょう!
グレンフィディック蒸留所とグレンリベット蒸留所は立地・製法・歴史・ブランド力、全てにおいて近しい存在であり、まさにライバル銘柄!
という感じですね。
グレンフィディック12年が気に入ったら、是非ザ・グレンリベット12年も飲んでみてください!

「グレンフィディック12年レビュー」のまとめ

グレンフィディック12年のレビュー、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると以下です!

【グレンフィディック12年まとめ】

  • グレンフィディック12年は、シングルモルト スコッチウィスキー
  • グレンフィディック12年を製造しているグレンフィディック蒸留所は、スペイサイド地区にあり歴史が長い
  • “鹿の谷”で造られるグレンフィディック12年は、甘さとフルーティーさが特徴
  • グレンフィディック12年は“トワイスアップ”での飲み方が特におすすめ

絶対に外れない王道スコッチウィスキーですので、是非飲んでみてください!

バーボンかずきバーボンかずき

僕はもう、グレンフィディック12年好きです!!


アイリッシュみきアイリッシュみき

私もです!
トワイスアップで飲んだ時の甘さに感動しちゃいました!!


スコッチ次郎スコッチ次郎

そう言ってくれるなら紹介してよかったよ!
お酒の種類が多めのバーに行けば必ず置いてある銘柄だから、また機会があったら是非頼んでみてくれ!!